読書メモ:「親力」で決まる!
少し古い本ですが、薦められて読んだ本がよかったです!
親野智可等さんという、現役小学校教師(今はもう退職されてるのかもしれないけど)の方が書かれた本です。
親をするにも勉強が必要!
現場で子供と接して、子供に対する親の影響力は絶大かつ支配的で、子供は親の教育力「親力」で決まるということを思い知らされた。
少しのコツで子供は伸びるんだけど、そのコツを知らない親も多い。
親になる予行演習はないので仕方のないこと・・・ならば、教師として身に付けた知識ややり方を伝えよう!
と思い立ったのが、はじまりのようです。
親もなんとなくや、自分がこうだったから、という理由でなく、教育のための勉強をすべきとも書かれていました。
日々の生活の中で勉強の要素を取り入れる工夫や・・・これを「楽勉」とネーミングされています。
学力・人間力を伸ばす工夫も書かれていますが、一番よかったのは第3章の『幸せな親子関係の作り方』
「一絵入魂」で、今このときを大切にする。
子どもを伸ばすコツは褒めることに尽きる。
やるべきことはやる、そして結果について達観する。などなど。
夫は、父親は「背中」ではなく「顔」を見せよう。という項目を読んで、なるほどな~と思ったみたいです。
一通りこことができるようにさせよう、勉強をできるようにさせようと一生懸命になっても、親子関係がギスギスしたら、結局思春期になったら話を聞かなくなる、と書いていました。
そして、親が忙しいと皺寄せは子供に来る。
生活のために働いているのでなければ、働き方を変えてでも子供との時間を増やすべきとも書いていました。
現場の教師の方だからこそ、の視点かな。
最近の心境の変化などなど。
長男が産まれたころは、ずっと子供と一緒にいるなんて無理!働きたい!
と思っていたのですが、最近になって、少し心境に変化がありました。
子供が幼児、小学生になったら…反応がダイレクトにあって、子育てが面白い。
子供を通じての知り合いも増えるし、近所の子供たちと遊ぶのも楽しかったりします。
長男の習い事でも、意外にもこれにはまるか!とか、
これは絶対熱中すると思ったのに…!などの反応を見るのも面白いです。