さんびきのこぶた。

3人の子供と暮らしています。 育児、仕事、家事、旅などのきろく。

家の敷居をひくくする

土曜日の朝いちばんはお兄ちゃんたちのスイミングです。

8時45分始まりという...朝早い!!

スイミングの前後に用事がないときは、
同じマンションのお友達家族も一緒に車に乗っていきます。

帰ってきてからは2人ともそのままお友達の家にお邪魔し、
お昼ごはんにラーメンとチャーハンをご馳走になっていました。

住んでいるマンションが古いからか、
そういう文化なのか、
週末も子供たちが家を行き来したりすることがあります。

 

小学校に入学したころは「土日でも遊ぶんだ!」と驚いたし、
夫が居るときは家に入れないほうがいいのかなと思っていました。
週末は家族だけで過ごすもの、とこだわっていた部分もあって。

でも、土日もお父さんがお仕事の家もあるし、
子供たちも家に入れてもらってるしなので、
家を開放してみたところ...

小学生男子が揃うとうるさい(笑)
下の部屋のおじいちゃんに怒られた経験があり、
そのあたりに敏感な私たち夫婦。

こうなったらみんなまとめて公園に行こう!と、
最近はもっぱらお友達も連れて秘密基地へ通っています。

 

子供だけで行かせたいけど、
三男もついていっちゃうのでにほっとけず。

どっちみちまだ公園に付き合う家族構成なので、
お友達も連れて遊ぶのも、振り返れば楽しい思い出かなーと。
寒いし、立ってるだけでも疲れて夜更かしもできないけどね。


これも、夫が公園に連れていくのが嫌いじゃないから
できることなので、助かっています。
さすがに、1人で何時間も外にいる気にはなれないし。

子供たちが遊んでいる間、大人は缶コーヒー飲んでまったり^^
「大人たち!休んでないで秘密基地作って!」とか怒られつつね。

無理せず、できる範囲で家の敷居をひくくして、
ご近所さんと楽しく子供を育てていけたらいいなと思っています。

 

f:id:three_pigs:20170224061935j:plain

ブログのきじとは関係ないけど、次男作の生活発表会の絵。
桃太郎の猿役でした。
まるっとした体系なので「さるというより熊やな…」と夫。

まんがメモ~谷口ジローさん 『神々の山嶺』

谷口ジローさんという漫画家をはじめてしりました。
残念なことに訃報で知ったのだけど、
どうして今まで知らなかったんだろう!?

というくらい、読み応えのある作品をのこされてます。

中学生?高校生?のときに、
当時浦沢直樹とは知らずに「マスターキートン」を読んで、
なにこれ!おもしろい!と思ったんだけど、
谷口ジローさんの作品もおなじ感触があります。

 

『父の暦』

泣けた…。
親になった今読むと、後をひきます。
親の心子知らずというか、男の人って不器用だなというか。
だめだ、思い出すとまたずーんときてしまいました。

 

主人公は30代かな?同じ世代だけど、
完全に親目線で読んでしまいます。

涙ながらには読めません。ぜひ!

父の暦 (ビッグコミックス)

 

 

神々の山嶺

山ってこんなに奥が深いの!という作品。
今年は登山を始めたいなーと思っているのですが、
山はこんなにも人を魅了するもんなんだね。

実話もおりまぜられているので、
かなりリアリティがあります。

絵柄は固い感じなんだけど、
それがまたこの物語にマッチしています。

思わず夫に、
「エヴェレストに登ってみたいと思ったことある?」
と聞いてしまいました。

ないとのことで…そりゃそうか(笑)

神々の山嶺 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

谷口ジローさんの作品はほかにもあるので、
順番に読んでみて、また感想をアップします!

やっぱり漫画おもしろい!
ひさしぶりにハマりそうです…。

授業参観は、谷川俊太郎 さんの「おおかみ」 でした。

水曜日は半休をもらって、
1年生最後の授業参観に行ってきました。

担任の先生もおっしゃっているのだけど、
学年の中で一番のんびりしてマイペースなクラス。
でもみんな仲がいいみたいで、
授業の雰囲気からも伝わってきます。

 

今回は国語の授業で、
谷川俊太郎さんの詩を穴うめしていくもの。

○○に入る言葉を想像し、イメージし、言葉を紡いでいきます。

 

「おおかみ」 谷川俊太郎

おおかみ つかむ ○○のにく
○○○が あかく もえている
あとには ○○が にさんぼん

おおかみ おがむ ○○○さま
○○しい こえで ほえている
あとには ひとつ ○○○○○

おおかみ ○○○ くさのなか
わかばが ○○に ゆれている
あとには ○○○ ふたつみつ

 

全文書きましたが、一行ずつゆっくりと授業は進みます。

はいはーいと手をあげて、
頭の中に浮かんでくる光景をことばにします。

おおかみが掴んだものは何でしょう?

いぬ、しか、ぶた、とり…
どんどん出てきます。

一通りでると、先生が答えをいいます。
正解は一つだけれど、それはあくまでも俊太郎さんの正解。
みんなの答えも否定はしません。

 

「みんなが出してくれた中に正解があります!」
と先生がいうと、みんな、
「やったー!!!」って。
1年生、とっても可愛い!

この詩の最後のオチもすばらしく、
さすが谷川俊太郎さんという感じ。

正解は…

おおかみ つかむ しかのにく
ゆうひが あかく もえている
あとには ほねが にさんぼん

おおかみ おがむ おつきさま
かなしい こえで ほえている
あとには ひとつ ながれぼし

おおかみ かがむ くさのなか
わかばが かぜに ゆれている
あとには うんこ ふたつみつ

 

うんこって!!(笑)
頭が固いのかな!?私は全く思いつかず。

子供たちもたいそう盛り上がって、授業は終わりました。

息子は「うんち」だと思ったけど、
恥ずかしくて言えなかった~だそうです。

 

たまたま一番後ろの席だった息子。
表情がよく見えたんだけど、
頭の中に光景を浮かべてるんだろうな、
という感じでそれはもういきいきしていました。

詩ってこんなに素敵なんだ!
と感じた授業参観。
行ってよかったなぁ。

 

どきん―谷川俊太郎少年詩集 (詩の散歩道)

どきん―谷川俊太郎少年詩集 (詩の散歩道)

 

 

 

 

読書メモ~励ます力

Z会で中学生を教えている長野先生の本
「励ます力」を読んでいます。

3つの章にわかれていて、
第1章は お子さんとの接し方について。
第2章は 人生論、あなたらしく生きるために。
第3章や 純粋な勉強法。
が、書かれています。

[Z会進学教室]長野正毅先生の子育て応援メッセージ 励ます力

 

 

第3章はそれほどピンとこなかったのだけど、
たぶんそれは子供がまだ受験する年齢じゃないからかなと。

(本って、読むその時々の状況で、
おお!と思う箇所が変わるな~と思うので)

よかったフレーズをいくつか。

 

 

挨拶をするしないとか、
読書を好むかどうかとか、
困ってる人を助ける習慣があるかどうかとか、
みんな一種ご家庭の癖=文化です。

 

ここでの先生の書き方がいいんです!

いい癖であればそのまま個性にしていけばいいでしょう。
悪い癖までとは言えなくても、
ちょっとこのままだと損をするのではないかな?
と感じる癖もあります。
そういうのはご家庭全体で意識しないと、なかなか改善されません。

”損をする癖”私にもあるなー。
忙しい朝にいらいらしてしまって、
家の中の雰囲気が悪くなるとか。

私がいらいらしてプレッシャーをかけても、
周りのスピードはそれほど速くならないと経験済みなのに。
結局、雰囲気が悪いまま、
それぞれが学校や会社へ行ってしまう…。

そしてこのいらいら癖、長男にも引き継がれているような…。

 

 

 

伝えたい何かがあるというよりは、
今日もお前のことを考えていたよという
証みたいなものです。


お子さんとのコミュニケーションのとり方で
悩んでいらっしゃるご家庭が多くあります。
中学生になってくると全然会話が嚙み合わない、
ほとんど口をきかないまま
高校生になってしまったというケースもあります。

べつに深刻な問題ではないと思いますが、
せっかくの家族なのですからちょっと寂しいですね。

 

この”せっかくの家族なのですから”がいいなと。

先生は息子さんに、毎日置き手紙をしているそうで、
内容は真面目なこともあるけど、イラストだけのときもあるとか。

 

子供がいろいろ求めてくるときって、
そのことだけじゃなく、その奥にある私の気持ちを確かめてるのかな、
と思うことがよくあるので、手紙もいいなと思いました。

”せっかくの家族”なんだから、私が気持ちを伝えるだけで、
彼らがそれぞれの場所でがんばれるならぜひとも!

 

っと、まだまだいいフレーズがあるけど、時間オーバー。
雨の日は送迎に時間がかかるので、ぼちぼち動こうかな。

ごはんのきろく~鶏ハム

料理の神が降りてきてます!
ふるさと納税でもらった豚肉を消費するため、
ヨシケイをストップしたのだけど、
たまにやってくるこの神さま。

昨日の晩ごはんはカレーにしました。
カレーは子供全員大好きメニューなので、
食事時間が短い&自分で食べてくれる^^

f:id:three_pigs:20170222060715j:plain


次男が食事中椅子にたって、
「うまうまうまうま、うまーい!!!」
と、自作ごはんおいしいダンスを披露してくれました。
(こらー、食事中にガサガサするなー!)

「ほっぺたがおちる~」と演技も。
彼はかなーり感情に素直な人なのです。

そのかわり、好きじゃないメニューだったときの
ぶーたれぶりが半端ない。口を開けないからね。

 

またまた、あさこさんの本を参考に、
2日前から鶏ハムを仕込んでおきました。

これが…絶品でございました!
塩っ気がたまらなく、夫もかなり気に入ったもよう。

むね肉がこんなにおいしくなるとは!
お塩の力は偉大です。

お酒とお塩と砂糖をまぶして、
ラップに包んで2晩置き、
そのあと茹でるだけという簡単レシピです。

 

暮らし上手、育て上手の ひぐま家ごはん日記

 

そして、かなり有難かったなぁというお話。

月曜日の夫は急な仕事が入り、午前にタクシー帰り。
いつもなら翌日も普通に9時に出社なのだけど、
その日は11時出社に調整してきてくれました。

あたりまえ!なのかもしれないけど、
夫にしてはかなりめずらしく、
10時半ころまでの時間で、
重いものの買い出しやらをしてくれていました。

家事って1時間もあればだいぶできる。
帰ったらいろいろ終わってて、助かりました~

飲み会が続くらしいから、その予防線かな!?
いやでも、働き方をすこーし変えるだけで
こんなに助かるとは!と思ったのでした。