リクナビLIVE 2018に参加して感じた、子供に伝えたいことの1つ目。
インテックス大阪で開催されていた、リクナビLIVE 2017に採用側として参加してきました。
いつもは乗らない混んでる電車に乗り、一日中立ってのプレゼンとビラ配りだったので、帰ってきたときは足が棒になりました…。
でも、とってもいい経験になったので、感じたことをつらつらと。
知名度ってかなり大切。そりゃ企業はCMにお金払うわけだ。
私が就職活動をしていた頃は就職氷河期で、地方大学卒の文系女子が総合職を探すとなると限られてた印象が強いんだけど、今はかなり売り手市場のようです。
私が勤めている会社はバックは大きいけど、いわゆる中小企業なので、10人程度の採用枠を希望の人材で埋めるのも難しいみたい。
リクナビLIVEに来ている学生さんたちも、ブースの企業名を見てどこの説明を聞こうか決めてるんだろうなという印象が強く、ユーザーエンドの商品を作っているかどうか、目に触れるところに社名があるかどうかって大切なんだなと思いました。
例えば、私が就職活動をしていたときは「日本アイ・ビー・エム」は一般的に知名度があったのだけど、今はPC事業を切り離したり一般顧客向けへのCMをしていないこともあり、学生さなんへの知名度は低いみたい。
リクナビLIVEでも、まず足をとめて見にきてもらわないと会社のアピールもできないわけで、なるほど知名度がないとこういうときに大変なんだなと分かりました。
でもこれって、採用活動をしている立場からするとかなり危ないよね??
いわゆる文系で就職活動をする場合、よほどのことがない限りなんとなく業界を絞ったりしているわけで、知名度がある会社に入ったからいってやりたい仕事があるかなんて分からない。
いや、むしろやりたい仕事が何なの?ということもはっきりしていない場合も多いはず。
私自身、大学で学んだ内容と就職してやっている仕事に全く関連がなく、「仕事」についての意識するのが遅すぎたなという反省がいまでもあります。
大学に通ったことは無駄じゃないけど、システムエンジニアになるならテックキャンプとかに参加してプログラミングスキルを学んでおけばよかったなとか。
4年間でやれたことってもっとあったんじゃない?とか思う。
でも採用側で見ていると、やはり学歴ってある程度は必要で、大学名というフィルターを通して人を見ている部分は否めないので、子供たちにどういうアドバイスをしていこうか迷います。
- 受験勉強だけに何年も費やして超有名大学に入る必要はないけど、学歴としてはある程度の大学にいったほうが就職のときに選びやすい。(入れるかどうかはおいといて)
- 就職活動を始める前に、仕事に対してのイメージを膨らませておくべき。そうじゃないと会社名だけで選んじゃう。そこに何があるかもわからないのに。
といったところでしょうか。どうやって子供たちに伝えていくか、”仕事に対してのイメージ”というのが難しいんだけどね。